本を読むときに、テキストに蛍光ラインや赤線を引いてきました。

でも、引いただけで、そのまま放置されていました。

せっかく、そのときに何かを感じて引いた蛍光ライン・・・

そんな蛍光ラインたちをときどき、ここに書き写して行く事にしました。

3. 『権利のための闘争』p49 イェーリング 岩波文庫

権利のための闘争は、権利者の自分自身に対する義務である

権利を主張する人というと、日本ではあんまり良い印象をもたれない。イェーリングが言う権利とは私利私欲とは違う。人間ひとりひとりに生まれながらに与えられているはずの生存権や人間の尊厳にかかわることが、侵害された場合は断固として抵抗、主張しなければならないと言う。激動期に完全に入ってしまった世界で、家族を守り、サバイバルしていくには、毅然として人間としての権利を守らなければないと、改めて肝に銘じた。

投稿日:2012-09-17